コンテンツ配信
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このページにはKollus VODのコンテンツ配信について説明します。
コンテンツ配信OVP(Online Video Platform)では、一般的にCDN(Content Delivery Network)を利用してコンテンツを配信します。 CDNは、コンテンツを世界中の様々な地域に位置するキャッシュサーバーに複製し、ユーザーからリクエストがあった場合、近くのキャッシュサーバーからコンテンツを持ってきてユーザーに迅速かつ安定的に提供します。 Kollus VODは、グローバルCDNと独自のCDNの両方を提供することで、ユーザーががより迅速かつ安定したサービスを提供することができます。
CDN(Content Delivery Network)は地理的制約なしに全世界のユーザーに素早く安全にコンテンツを配信できるコンテンツ配信ネットワークです。 Kollus VODのGlobal CDNは、多数の地域に位置するキャッシュサーバーを通じてコンテンツを配信します。 CDNは、サービス各地域にキャッシュサーバーを分散配置し、一番近いユーザーのリクエストに対しOrigin Serverではなく、キャッシュサーバーがコンテンツを配信できるような技術を使用します。 グローバルCDNの作動方式は次の通りです。
コンテンツアップロード:コンテンツをサーバーにアップロードします。 コンテンツは複数のファイルに分割できます。
コンテンツ レプリケーション:グローバルCDNは、世界中の多くの地域に位置するキャッシュ サーバーにコンテンツを複製します。 これにより、ユーザーは自分がいる地域に最も近いキャッシュ サーバーからコンテンツを受け取ることができます
コンテンツ提供: ユーザーがコンテンツをリクエストすると、CDNは最寄りのキャッシュ サーバーからコンテンツをインポートし、ユーザーに提供します。 これにより、コンテンツを迅速かつ安定的に提供できます
グローバルCDNは、ユーザーがより迅速かつ安定したサービスを提供できるようにし、トラフィック料金を削減できます。 また、世界中の多数の地域に位置するキャッシュ サーバーを利用することで、コンテンツを分散してサーバー負荷を減らすことができます。
FabriCache(ファブリキャッシュ)は、Kollus VODを提供するカテノイドが独自開発し特許を取得したCDN技術です。 動画サービスが行われる際、オリジナルファイルを持つOrigi Serverから直接データをリクエストして配信する場合、過度なネットワーク通信が発生し、遅くなる可能性があります。 この時、途中でストレージを持つCacheがユーザーのリクエストに反応し、同じファイルをユーザーがリクエストする場合、キャッシュされたファイルを配信することでOriginからのトラフィックを減らすことができます。 FabriCacheは、システムの最前線に位置するキャッシュサーバーをZone単位でグループ化します。 Zone内部で、それぞれのキャッシュサーバーはファイルの一部だけを持っており、他のキャッシュサーバーにあるファイルを必要な時は内部ネットワークを通じて要請して受け取ります。 Zoneを活用することで、同じファイルを再度リクエストする場合でも、迅速な応答速度を維持しながらトラフィックを減らすことができます。 もしユーザーがそのキャッシュサーバーが保管していない部分をリクエストする場合、同じZone内の他のキャッシュサーバーに保存されているファイルを呼び出してサービスします。 この他にも、FabriCacheは様々なコンテンツブロックサイズをサポートしており、ウェブサーバーとの依存性がないため、ウェブサーバーのアップグレードによる影響はありません。 Origin障害時にもローカルキャッシュを通じてサービスが可能であり、サーバーの追加または障害による状況でも既存保存されたローカルキャッシュの変更を最小化して効率を高めることができます。 また、Multi Originをサポートし、リクエストURI内のPathによって異なるOriginを指定することができます。