Kollus VOD クイックスタートガイド
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こちらのページはKollus VODサービスを初めて利用する方のためのクイックスタートガイドです。
Kollus VODは、ビデオやオーディオのストリーミングサービスを利用したい顧客がコンテンツをアップロードすると、各デバイス環境に合わせてエンコードされ、希望するプラットフォームでエンドユーザーが再生できるプラットフォームです。ストレージ、CDN、ネットワーク、プレーヤー、セキュリティなどのサービスを個別に管理する必要がなく、すべてを一つのサービスで簡単に利用することができます。
Kollus VODの基本的な利用方法を参考にして、実際にご利用を開始してみましょう。
Kollus VODコンソールサイト(https://c-jp.kollus.com/)にアクセスすると、最初に表示される画面は「ライブラリ」メニューです。ライブラリは、コンテンツファイルをアップロードし、カテゴリに分類して管理するためのスペースです。Kollus VODの利用を開始するためには、まずここにコンテンツをアップロードすることが必要です。
画面上の右上の’コンテンツアップロート’ボタンをクリックします。
「コンテンツのアップロード」ウィンドウが表示されたら、ファイルエクスプローラで目的のコンテンツを探し、ドラックアンドドロップまたは、クリックしてファイルを選択してください。一度に最大20個までアップロードすることができます。
重要!アップロードする時Kollus DRMで暗号化したい場合はチェックボックスをチェックしてください。
また、オーディオファイルをアップロートする時もチェックボックスをチェックしてください。
重要!21個以上のファイルをアップロードしたい場合はKollus アップローダーを利用してください。
アップロードが開始されると、各コンテンツごとに進行バーが表示されます。アップロードが完了すると、「成功」と表示されます。
アップロードが完了すると、自動的にトランスコーディングが開始され、その進行状況がコンテンツポスター画像にパーセンテージで表示されます。トランスコーディングとは、PCや携帯電話などの再生デバイスに応じて設定された解像度やビットレートに合わせてコンテンツをエンコードする作業を指します。
エンコード プロファイルの紹介と設定方法については、エンコード プロファイル ガイドを参照してください。
コンテンツのアップロードとトランスコーディングが完了したら、次にエンドユーザーにそのコンテンツを提供するためにチャンネルを作成する必要があります。チャンネルは、エンドユーザーにどのようなポリシーでコンテンツを配信するかを定義したコンテンツグループです。チャンネルごとに暗号化の有無、共有の可否など、異なる設定が可能です。同じポリシーのチャンネルを複数作成することができ、1つのコンテンツを複数のチャンネルに登録して、それぞれ異なるポリシーでエンドユーザーに配信することもできます。
VODコンソールの左メニューバーから、2番目のメニューである「チャンネル」を選択します。
「チャンネル」タイトルの右側にあるプラス(+)ボタンをクリックすると、チャンネル追加ウィンドウが表示されます。この「チャンネル追加」ウィンドウでは、チャンネル名や説明に加えて、共有チャンネルの使用可否や暗号化コンテンツ専用チャンネルの設定などを確認できます。「保存」をクリックすると、チャンネルが作成されます。
共有チャネルとして使用: チェックを入れると、当該チャネルのコンテンツはメディアリンクさえあれば誰でも再生することができます。(暗号化ファイルの場合、特定のエンドユーザーのみ再生可能です)
暗号化コンテンツ専用チャンネルとして使用: チェックを入れると、当該チャンネルにはKollus DRM暗号化方式でアップロードされたファイルのみ追加可能です。
次に、作成したばかりのチャンネルにコンテンツを登録します。チャンネルリストで、先ほど作成したチャンネルの右側にある「もっと見る」(三点アイコン)をクリックします。一番上に表示される「チャネルにコンテンツを追加」をクリックします。または、チャンネルメニューの右上にある同じ名前のボタンを押しても構いません。
チャンネルに追加するコンテンツをチェックして選択します。上部のフィルターやカテゴリ、検索機能を利用してコンテンツを探すことも可能です。選択が完了したら、「追加」ボタンを押してください。
チャンネルにコンテンツが登録されていることを確認できます。コンテンツがチャンネルに登録されると、固有の「メディアチャンネルキー」が発行されます。同じコンテンツでも、登録されたチャンネルごとに異なる固有のメディアコンテンツキーが作成されるため、再生するコンテンツを識別することができます。
共有チャンネルの暗号化されていないコンテンツは、「メディアリンク」URLをウェブブラウザに入力することで、誰でも簡単に再生できます。メディアリンクを確認するには、チャンネルでコンテンツをクリックし、表示されるメニューから「チャンネル」タブを選択します。「メディアリンク」項目で「コピー」ボタンをクリックして共有URLをコピーすることができます。
あるコンテンツが複数のチャンネルに登録されている場合、チャンネルごとに異なるメディアリンクを持つことになります。このため、1つのコンテンツをそれぞれ異なる展開ポリシーでエンドユーザーに配信できます。
iframe形式でウェブサイトにそのコンテンツを埋め込むには、「ビデオ共有」項目のコードを利用します。
これで、コンテンツ再生サービスを提供するための基本的な設定は完了しました。正しく再生されていることを確認するために、共有チャンネルのコンテンツメディアリンクURLをウェブブラウザのアドレスバーに入力してください。Kollusプレイヤーが表示され、そのコンテンツが再生されれば成功です。
Kollusプレイヤーの基本機能は以下の通りです。ブックマークや次の動画再生などの様々な機能を利用するには、Kollus技術担当者(PE、tech_support@catenoid.net)にコンサルティングを依頼してください。
区間繰り返し: 選択した区間の繰り返し再生
倍速調整: 0.5倍速から2倍速までの再生速度調整
PIP: マルチタスクのために小さなウィンドウプレイヤーを表示
10秒前後に移動: 10秒単位で前後に移動
もっと詳細な機能についてはサービスガイドやユーザーガイドをご参考ください。